2021/09
厚木に店舗を構える呉服店『たちばなや』様よりご依頼頂きました。
男性のお着物をメインに販売されていて私自身が茶道用の着物をお願いしに伺った事がキッカケで知り合いたくさんお世話になりました。
砕石敷きの中で植木が数本植ってる状態の計画地をお着物をお召しになったお客様が撮影できるようにしたいという要望の元で計画させて頂きました。
・景観の重点となるつくばい
・男着物の風合いと調和する洗い出しを用いてのモダンデザインの舗装
・大壁作りの黒竹の垣根、釘を使わない木組のモダンデザインの縁台
・モミジ・苔を中心とした京風の植栽
が主な構成要素となっております。
呉服屋さんにはピッタリな『布泉』のつくばい。全体のモダンな意匠に合わせて文字などは磨き仕上げとなっております。
木組の縁台。こちらも全体意匠に合わせて小口を細くしスッキリと軽い印象になっております。
洗い出しの風合いを出すためブルー系の砂を用いての舗装にいたしました。
御簾垣と木戸。
男性的にどっしりと見せたかったので太い黒竹の長尺で通し大壁作りのような垣根にいたしました。
恩師である竹大様に施工協力して頂きました。
単衣のお着物を誂えて頂き撮影させて頂きました。店主の橘川様は抜群のコーディネート力をお持ちになっておりますので安心してご相談できます。その他実際のお写真は『たちばなや』HPにて掲載しております。
作庭終了後の打ち上げに食事をご馳走になりました。
楽しい時間を過ごしながらお着物をはじめとしたファッションの事や事業についてや色々なことを学ばせて頂きました。
『着物の会・和文化倶楽部』も主催されておりまして、そちらにもお招きくださりお世話になりました。
以下施工写真です。