戸塚区にて新築の設計施工となりました。
玄関前の庭、和室前の庭、つくばい水琴窟、創作門中・塀、垣根と魅力的な設となっております。
お仕事のきっかけは丹波石の石張り(深目地)の出来る造園職人を探しているということで、なんとお施主様自ら造園資材の卸問屋に飛び込み聞き込みをしたそうで白羽の矢が立ったのが私でした。
打ち合わせをし計画図面を拝見したところ建売住宅などによくある四角四面のデザインでしたので勿体なく思い弊社の方でもご提案させていただきまして設計施工となりました。
計画模型です。何度も製図し模型に反映し打ち合わせを重ねました。
カタログ製品を一切使わずに木曽石や本丹波石、晒し竹や瓦などの本物の造園資材を使用し生活スタイル・建築計画の間取りに合うよう計画いたしました。
カラーコーディネートは山吹色の建物に合うように同系色でまとめ、玄関や庭部分は重厚感を持たせ引き締め、その他は敷地をより広く見せれるよう駐車場などの左官部分はワントーン明るくしました。
以下作業風景・施工資料です。
お施主様と共に進める計画は愉しく思い出に残る時間でした。頻繁にお茶のご用意や食事いただいたりと可愛がってくださり本当にお世話になりました。
材料検査に共に出かけ悩んだり、引越しのお手伝いをさせて頂き皆さんと冷蔵庫を運んだり、度々旬なものを頂いたりと思い出深いです。
他にも色々なことがありましたが書ききれませんので心に留めておきますね。
たくさんの方に工事に関わっていただきまして形になり、自分自身大きく成長できた現場だったと思います。関係者の皆様本当にありがとうございました。