2022/04
鎌倉市内の閑静でゆったりとした住宅街でのリフォーム計画でした。
社寺巡りや中国茶・いけばな などを嗜んでらっしゃる奥様で、話し方や立ち振る舞い・インテリアまでとにかく上品でセンスの良さが印象的でした。
プランニングには何度も何度も提案に伺わせて頂き擦り合わせをさせて頂きましたが、デザイン関係のお仕事をし芸術に明るい方でしたのでコミュニケーションがとりやすかったです。
お庭は『つくばい』『灯籠』『延段』と伝統的な設えを全て侘びた古材を用いての施工でした。
植栽についてはピッタリな『枝垂れ梅』と巡り合う事が出来ましたのでそちらをベースにいけばな・茶花に使えそうなものを相談しながら植栽させて頂きました。
景石は筑波石・鎌倉石。玄関前の張り石にはベージュ〜ピンク色の丹波石の小サイズを張りました。
手水鉢は弊社にて加工したものです。
灯籠の中台を加工いたしました。
八重咲きの枝垂れ梅『藤牡丹』です。花つきが良くクドくない品種です。
スケッチ資料の一部。(旧案)
打ち合わせ模型の一部。
玄関前つくばい部 施工前
ダイニング前 施工前
作業風景 T氏
竣工後の打ち上げに連れて行ってくださいました。
みなさま温かく接して下さり非常に思い出深いお仕事となりました。
後日追加工事にて黒竹の御簾垣を施工させて頂きました。(写真撮る前にお菓子を食べてしまいました。)
気が付けばお仕事以外にもご縁を頂きお会いする機会も多くなりましたが、お会いする度にたくさん元気を貰っています。
いつも色々としてもらってばかりの私ですが、お庭に関する事はしっかりサポートできますので何かございましたらいつでもご連絡ください。